気候と持ち物のご案内

気候と持ち物のご案内

今、人生の大きな岐路に立ち、
スジャータ村「サチホーム-スジャータ・ヨガリゾート」へ
失踪されることを決められたあなた、検討中のあなたへ。

 

こんにちは。

サチホーム常駐日本人スタッフのMikaです。

オーナー・シッダルタさんをはじめとした現地インド人スタッフと、サチホームにお越しになる日本や世界中からのお客様の滞在中のお世話をさせていただいています。

これから自分の生まれ育った環境、文化とはまったく違う、未知の国、環境に、失踪に来られる皆さま、検討中の皆さまへ、スジャータ村サチホームの気候や環境と合わせて、服装や持ち物のご案内をさせていただきます。

どうぞご参考になさってください。

 

村の雰囲気や細かな事情もお伝えできるよう、少し長くなります。

お急ぎの方は、最後に、気候と持ち物を簡潔にまとめた表を掲載していますので、そちらをご覧いただければと思います。

 

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年間を通して、3-4日分の下着と、夏の軽装(例えば、半袖シャツに、ゆったりとした通気の良いロングパンツorワンピースなど)、そこに、寒暖差の大きいインドの気候柄、朝晩の肌寒い時にさっとはおれる、薄手のカーディガン、長袖が1-2枚。

 

インドの文化慣習的な観念(女性はあまり肌を見せない)と、虫や強い陽射しから、身体を守るためにも、暑い時期であっても、屋外での、キャミソール、太もものお肌が見えるほどのホットパンツやミニスカートなどのお洋服はお避けになって、程よく肌を包み込むような、ご自身がリラックスして心地よく過ごせる服装をお勧めします。

 

11月〜2月に滞在される方は、朝晩が更に冷えてきますので、夏の軽装にプラスして、冬の装いを2-3日分お持ちください。

 

例えば、パーカーやフリース、ウールのセーター、冬用のズボンや、レギンス、靴下、上着(ダウンジャケットやフリースなど)など。

 

※お持ちのもので防寒さえできればどのような上着でも大丈夫ですが、細かな砂埃が舞う自然に近い環境のインドでは、例えば、ユニクロさんや、アウトドアメーカー・モンベルさんで販売しているような、軽くて暖かく、動きやすいものが、おすすめです。

 

なかでも、12-1月の1〜2ヶ月はスジャータ村で最も寒い時期です。夜から朝方にかけて濃霧に覆われることもあります。日中は陽が出て心地よい暖かさを感じることが多いです。

 

サチホームの建物は、インドの年間通じて長く続く暑さをしのぐための、通気の良い建物の造りになっています。ですので、最も冷え込む12-1月は、陽の当たる屋外よりも、屋内は冷え込み、寒く感じます。

 

冬季は、館内の共有スペースや、各部屋にヒーターのご用意をさせていただいていますが、村への電力供給が不安定なため、常に暖かな状態を保つことができないのが、現状です。

 

同時に、電力が必要になる、シャワーのお湯も、蛇口をひねればいつでも、いくらでも常に出るという状況ではないことが、現状です。

 

多くの日本や海外からのお客様が快適に過ごせるよう、昨年よりシャワーのお湯のための大きなボイラーを新しく取り入れたり、改善に頭をひねっているところであります。

 

今後もできることを、現地インド人スタッフと取り組んでいき、寒い冬をより快適にお過ごしいただけるよう、工夫をしていこうというところではありますが、密閉度が高く、ある程度寒さをしのげる、現代の日本の家屋や、暖房のきくエアコンが完全設置されているようなホテルのような環境ではないこと、例を挙げると、自然厳しい標高高い山小屋ロッジのような、(恐らく、それよりも過ごしやすいかと思いますが。笑)自然と隣り合わせの、ゲストハウスということを、ご承知いただけたらと思います。

 

スジャータ村は、お米や麦、野菜や豆をほぼ自給自足している農村です。

ほとんどの家庭が、神様として大切にしている牛や、ヤギをはじめとした家畜を飼い、ミルクを神聖で大切なエネルギー源としていただいていますし、牛の糞は、麦わらを混ぜて乾燥させて、毎日の食事の火の燃料にしたり、家などの土の地面の補強など、暮らしの中で大切に使われています。

 

サチホームの周囲にも、旬の穀物や野菜や豆を育て、インドの季節の移ろいを感じさせる美しい田畑が隣接していますし、サチホームの敷地内、牛小屋にも、現在4頭の牛がおります。

 

なので、ハエや蚊をはじめとした虫が、人間と隣り合わせに生息しています。

 

私自身もそうでしたが、特に、現代の日本の都会のような環境で生まれ育った人にとっては、自然いっぱいな田舎のようなのどかさに、色々と刺激的で新鮮に感じれらると同時に、日本とは異なる、不安定なインフラ面の設備的な違いや、虫との付き合い方、初めてのことに直面する驚きや戸惑いも、時にはあるかもしれません。

 

しかし、そのような、今まで過ごしてきた日本の環境とは異なる場所に飛び込んでみるからこそ、日本にいた頃には見えなかった、大きな気づきや発見、自分て、実はけっこうタフなのかもしれない!と思えるような、日本では眠らせていた?自分の人間としての生き抜く力強さや、知恵を、きっと見い出すことができると思いますし、どんな環境の中であっても、生き抜ける感性と、判断力、前向きな心の持ちよう、物事の前向きな捉え方を、身につけることができると思うのです。

 

おそらくインドの人々に共通していえるように思いますが、特にスジャータ村の人々の、とても心優しく、大らかな人柄、というのは、人間にとって厳しさも豊かさも持ち合わせている自然の中で、自然にあらがわずに生きているからこそ。

自然の恵み、神様への感謝の気持ちを今もなお変わらず大切に生きてきたからだろうと感じます。

 

また、私と共に日本から一緒にやってきた3歳半の娘もスジャータ村に長くおりますが、日本の都会に住んでいる時よりも、虫には刺されますし、ルーツの異なる土地での食べ物のバランスの取り方にはより気を遣いますが、見ていると、どうも日本にいる時よりも、水を得た魚のように生き生きとして見えます。

 

いつも母性あふれる優しい村のお父さんやお兄ちゃんスタッフに見守られながら、裸足で外を駆け回り、元気に過ごしています。人はどんな環境でも、順応しながら、未知の出来事を体験して乗り越えながら、強く大らかに生きていけるものなのだと、スジャータ村に長く滞在すればするほど、身をもって、学ばせていただいています。

人生の岐路に立ち、もう一度自分自身の進むべき道を見つめたい、失踪を決められた方には本当に打ってつけ!といえる環境です。

 

スジャータ村での未知の冒険。

ぜひ身体と心をゆだねて、ブッダとスジャータの神聖な歴史深い村の、スジャータの母性あふれる豊かなエネルギーを受け取られ、リラックスしてお過ごしいただければ嬉しいです。

 

しかし、そうはいっても、慣れない初めての環境への冒険。

ご体調のこと、ご不安なこと、わからないことなどありましたら、どんなことでも、いつでもお気軽にご相談ください。事前にでも、またサチホームでの滞在中も。

 

これから思い切ってスジャータ村、サチホームへ失踪し、本来の自分自身に還り、本来の魂がのぞむ道を見い出していかれる皆さまの、過ごす上でのいろんなお手伝いをさせていただけましたら、とても嬉しいです。

 

今までの沢山の持ち物(その持ち物への執着も)を手放して、持ち物は最小限に、リュックサック一つでやってくる。

 

それくらいの気持ちで、ぜひ、人生の新たな旅立ちのための休憩の場として、スジャータ村サチホームに失踪をされることをお勧めいたします。

 

今、人生の大きな岐路に立ち、本来の健康な心と身体を取り戻し、ご自身の人生の再スタートを切るため、スジャータ村へ失踪することを決められた、あなたに、ぜひ、心も身体も身軽に、お越しいただけますように。。❣️)

「サチホーム-スジャータ・ヨガリゾート」Mika

●   気候と服装

サチホームのあるスジャータ村の気候は、年によって多少異なりますが、だいたいはこのような感じです。

 

 

年間を通じ、晴れた日中は日本の夏の服装(半袖)で過ごすことができます。

夏の服装を基本に、冬季(11月~2月)と7月にいらっしゃるお客様は、以下を参考に冬物や長袖の衣類をご用意ください。

 

 

なお、6~8月の雨季と12-1月の濃霧が出る時期を除き、乾燥していますので、洗濯後の衣類は短時間で乾きます。

頻繁に洗濯すれば、たくさんの着替えは必要ありません。

洗濯は、館内の二層式洗濯機をご利用いただくか、お部屋のバケツで、手洗いすることもできます。サチホームで洗剤の販売もしています。

また、クリーニングサービスも利用でき、仕上がりは2~3日後です。

●   あると安心・便利な持ち物

サチホームのお部屋にご用意しているもの:バスタオル、アーユルヴェーダ仕様の石鹸(手洗い、ボディ兼用のもの)とシャンプー

無料で貸し出ししているもの:ヨガマット、アイロン

 

 

 

●   お金・物価・買い物事情

サチホームのあるスジャータ村は静かな農村地域ですが、食品や日用品を扱う小さな商店が点在しています。近くに1軒の薬局もあります。

日用品以外のものは、ニランジャナ河を渡ったブッダガヤに行けば、大抵のものは手に入ります。ブッダガヤには世界遺産マハボディテンプルがあり、観光客も多く、野菜や果物を扱うマーケット、お土産物屋さん、インドスイーツの専門店、靴屋、衣料品店、レストラン、カフェなどでにぎわっています。

 

サチホームからブッダガヤ中心部までは、トゥクトゥク(3輪のタクシー)で5分程度。片道40~50ルピー(約70~80円)で行くことができます。

 

この辺りの平均的な月給は7,000ルピー(約12,000円)ですので、日本と比べ物価がとても安いです。(1ルピーは約1.7円)

輸入品や電化製品など、一部の高級品などは日本と同額または高いものもありますが、多くの日用品は、日本の1割から5割くらいの値段で購入できます。

 

プログラム期間中のお食事、宿泊代、プログラムにかかる費用はすべて参加費に含まれていますので、多額の現金は必要ありませんが、以上を参考に個人的な日用品やお土産の購入費用として多少の円の現金をお持ちください。日用品やお土産品を販売しているような商店ではクレジットカードの取り扱いがありません。

 

円の現金の両替はブッダガヤで可能です。また、海外でキャッシングができるクレジットカードをお持ちの場合はブッダガヤのATMで現金を引き出すことができます。