スジャータ村の朝ごはん

スジャータ村の朝ごはん

当たり前ですが・・・

インドは日本と全然違います。

嬉しい違いも、困ったなあって思う違いも両方あるのですが、
今日は嬉しい違いの一つをご紹介しましょう。

とある朝、暑くて出かけられなくなる前に
散歩しようと村を歩いていたときのこと。

(4月のスジャータ村、日中は40度を超え、
殺人的に暑いのです。
なので、出歩けるのは早朝と夕方以降。)

『ミラさん!』

と私を呼ぶ声が聞こえました。

自宅の前に2歳の娘さんを抱いて立っていたのは、
大阪の菜食インド料理レストランShamaで働くラム・クマールでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

久々のインド帰国で、家族との日々を大切に過ごしている彼。

『ミラさん、朝ごはん食べた?食べていきなよ。
ちょっと待っててね。』

と言って家の中に入り、
ちょっぴり躊躇している私を
すぐに迎え入れてくれました。

2階のお部屋に案内され、奥様が、
野菜のカレー、ヨーグルト、チャパティを持ってきてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

そうなんです。

インドでは、こんな風に本当に気軽に、
ご飯を食べていってと言われます。

普段のご飯を、シェアしてくれます。

シェアすることが当たり前なのです。

日本のように、お客様をお迎えするには、
あれこれ下準備して、
相応のものを用意して・・・
ということがなくて、本当に気軽。

『一人分の食事を作るのは、大変でしょう。
いつでも食べに来てね』

と言って、見送ってくれました。

ありがとう、ラムさん。

またお邪魔します。

垣根がなくて、人の懐に
すっと入ってくるスジャータ村のインド人たち。
優しくてあたたかくて、心がほっこりします。

そんな人との触れ合いを体験しに、
スジャータ村にいらしてください。

日本で窮屈な思いをしている、
すり減った心を取り戻すことができますよ。

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